こんにちは!
横浜の整理収納アドバイザー/暮らし評論家「我が道ライフ」の大木です。
今日のテーマ:子供達がその時一番興味を持っているものをリビングに置く理由
リビング収納に入れているものって?リビングのメイン収納であるキャビネットには2種類のものを入れています。
1:家族全員がリビングで使うもの
2:子供達がその時一番興味を持っているもの(ゲーム、携帯以外)

1の家族全員がリビングで使うものは15年前からほぼ変わっていません。
薬、文房具、工具、カメラ類カメラ類は種類が増えたり買い換えたりしながらも
「ここに入るだけ」と適量を決めて管理。
薬は子供達の成長とともに内容が変わってきており、
夫婦の常備薬も年齢が上がるとともに増えてきたので(汗)
全体量は増えています。
2の子供達がその時一番興味を持っているものについては
とにかくすぐ取り出せるよう、そしてすぐ取りかかれるよう
その時その時に合わせて工夫して収納してきました。
今回はそんな子供達の場所の収納を見直しました。
子供の「流行り物」の指定席の決め方は、こう!子供のものの収納は、その時の身長に合わせ一番取り出しやすいであろう
場所を考え、指定席を決めるのがベスト。
我が家のキャビネットの場合、小学校に上がる前までは下段を指定席に。
小学校に上がってからは立った状態で手が届きやすい
上段の一角を指定席にしていました。

これは収納全般に言えることですが、
使用頻度の高いものを最も取り出しやすい場所に配置する。これだけで暮らしは劇的にラクになります!
取り出しやすい場所ってどこ?っていったら、
使う人の目線の少し下あたり、
手をまっすぐ伸ばしたところから腰のあたりまでと
言われています!
子供と一緒に指定席を決めると得られるメリットは、大きい!子供のものを決める場合、
お母さんやお父さんが勝手に場所を決めるのではなく
お子さんも巻き込み一緒に決めることを強くオススメ!!
といってもお子さんには収納の知識がまだまだ無いので
「ここなんてどう?」「取り出しやすいかな?」と
導いてあげることが大切。
自分で場所を決めたという満足感が得られ、
自分で決めたという責任感から自主的に使ったら戻す気持ちが
芽生えます!!!
我が家もずっとそうしてきた結果、
小学校高学年あたりから自分のものは
自分で整理し指定席を決めるようになっていました。
お子さんを巻き込むとその時は時間がかかって大変だけれど、
その分、
成長してからはずっとラクできます!!子供達がその時一番興味を持っているものをリビングに置く理由ゲームや携帯は身近すぎるので除きます。
小さなうちは親が管理していると思うし、
使用制限なども各ご家庭で違うので。
それ以外にハマっているものがあったら、
ぜひすぐ取り出せる場所に置いて欲しい!
だって好きなものなんだもの。
集中力を育てるのにもってこいだと思いませんか!
我が家の2人がハマっていたのは
ナゾナゾ本→ゾロリの本→ペーパークラフト→
手品→けん玉→ルービックキューブ・・・などなど笑
そして最終的に次男坊がハマっていたのが、折り紙。

え?って思われるかもしれません笑
中2男子が陸上部の練習を終えて夕ご飯をガッついた後、
正座して折ってたんですから。
でもその時一番興味があったんだから、いいのいいの!
大きな折り紙が欲しいというので探しに行ったり、
一緒に折り紙の本を探しに行ったりと、
今となっては良き思い出です。


かなり指先が鍛えられ、集中力もつきました。
最終的には・・・

自分流にアレンジしてオリジナル作品を作るまでに上達!
小さな頃から続けているレゴとも連動しているようで
頭の中で空間図形を描き想像しながら折り方を変えていくそうです。
たかが折り紙、されど折り紙!!
折り紙は小さい子の遊び、とか、
折り紙は女の子がするもの、といった
大人の先入観は持ち込まず、
好きなものにすぐ取りかかれる環境を作ってあげることが
大人ができる最大のことかなと思っています。
地球儀を見ていたっていいし、
虫の観察をしていたって、いい。
ビーズや編み物とかも楽しそうだし、絵を描くってことだってステキです!
子供の興味はそのうちどこでどう繋がるかわかりません。
・好きなものに打ち込む心を育てる
・集中力を育てる
これが興味を持っているものをリビングに置く理由です。
コロコロ変わる興味と合わせ、収納もコロコロ変えて良し!!子供の好きなものはコロコロ変わることだって充分、あります!
それは成長している証し。
それに合わせて収納エリアの見直しもぜひ行っていきましょう!
高校受験を経て、晴れて高1となった次男坊。
すっかり折り紙熱が冷めたようなので
リビングから納戸へ収納場所を移すことにしました。

寂しいけど、これも成長。
次男坊も高校生になり、すっかりおもちゃが消えた我が家です。
(あ、レゴは別ね笑)
また何かハマるものが現れたら、
同じようにすぐ取り出せる場所に収納場所を作る予定でいます

折り紙がなくなった収納エリアには、
私がよく使うマスキングテープを入れさせてもらいました。
子供達の収納を優先していたので、
私のマステは取り出しにくい下段に入れていたんですよね。
出し入れしやすい場所になって、便利になりました!
収納ボックスのラベル、張り替えなくちゃなー。
小さな頃の成長スピードって
今思うとすごく速いものだったなと感じます
興味に合わせて収納するものを変えたり、
体格に合わせて収納する場所を変えるというのは
大変なことかもしれません。
ただそれもほんの10年間ほどのこと。
子供に整理収納に対するクセをつけることができるし、
集中力を生むこともできる。そう思ってぜひ
前向きに、楽しみながら、家族を巻き込みながら、
リビング収納を整えてほしいなって思います!
さぁ、日曜日。
みなさま今日もどうぞ元気に、楽しく!
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