こんにちは

3連休、みなさまいかがお過ごしでしょうか

我が家は土曜日に子どもたちの習い事の発表会があり、
無事に終わってホッとした昨日はみなとみらいへ行きました!

エジプト展やインカ展などの古代文明ものの展覧会が好きな
我が家ですが、様々なジャンルの美術展にも出向いています。
昨日行ったのは、そんな中でも一番難しい現代美術展でした


横浜で3年に1度開催されている「横浜トリエンナーレ」に
行きました

写真は主会場である横浜美術館前に展示されている作品です。
銅でできており、雨風に触れて酸化し錆びて行く過程がまた
自然が作りだす芸術であり現在進行形であり・・・・
といった具合で最初から不穏な空気が漂う中、館内へ


入り口にあったのは、「アート・ビン」
様々なアーティストが自身の忘れたい作品を捨てていくことで
中身が増えていく「芸術のごみ箱」だそう。
不思議な作品がたくさん「捨てられて」いました。

福岡道雄さん「飛ばねばよかった」
バルーンはため息をかたどったものだそうです。
「上下が逆になってるんだね!」なんてのんきに話していた
我が家ですが

どうやら困難な状況に身を任せる、もしくは
新たな状況へと身を投じていくといったコンセプトがある
ようです・・・

ブタのこんなのが置いてあったり、大きなカラスが
いたり、なにしろなにしろ、使ったことのない部分の脳を
フル回転させられたような、不思議と疑問がたくさんな
展覧会でした。
見終わったあと、正直疲れてしまった・・・
子どもたちも「なんだこれ?」「あれなんじゃない??」
「こう考えて書いたんじゃない??」など
全て想像ですがやっぱり使ったことのない部分の脳を
フル回転させたようで・・・

美術館を出たところにある水場で、駆けずり回って
ミストを浴びてしばらく遊んでいました

体をつかって発散させないと、なにかがたまってしまいそうな、
そんな感じだったのかも


でも、普段見ているものに触れるだけ、知っているものを
確認するだけでは何も生まれてきませんからね。
常識とは逸した世界でしたが、そんな世界に触れてみるのも
また良い経験かと

そんな秋の芸術散歩なのでした。

そのまま歩いて「ぷかり桟橋」まで行き、
シーバスという船に乗って横浜まで出て
ゆっくり夕ご飯を食べて帰ってきました

本日のお土産!!!

キューバ出身のアメリカ人アーティスト、ゴンザレス=トレスの作品。
赤に黒枠の大きな紙と、ブルーに薄いブルー枠の大きな紙が
ドドーーーンと積み上げてあるという作品。
何枚持ち帰ってもいいらしく、人の手に渡り共有されることで
その作品が成り立っていくというもの(汗)
我が家の子どもたちは赤を選び、1枚ずつ持ち帰りました。
壁に貼ると言っているので、この作品に少なからず
協力できているのかな

あぁぁ〜、芸術って、難しい

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